***SIGNAL***
このまま笑顔を曇らせないように
    どんな時も互いに照らしあえるように―


 忙しすぎて気付かなかったなんて、ただの言い訳
 君が見せたシグナルにどうして俺は気付かなかったんだろう?
 その瞳はいつだって語っていたのに


「国光あのね、あし…」
、明日の事なんだがな。竜崎先生に呼び出されてな、悪いが約束は
キャンセルにしてくれないか?」
「………」
?」
「あ、うん分かった。それじゃ仕方ないよ!国光は部長だもんね。
私は平気だから気にしないで、じゃここで。バイバ〜イ」

ずっと前からの約束をダメにしたのに彼女は俺を責めることは無い。

 いつも笑顔でいた いつも笑っていた
 だから気付くことはなかった、彼女が見せた悲しそうな瞳に――
 どこか甘えていたのかもしれない。だって彼女はいつも許してくれる
 だから俺は彼女がどれ程苦しんでいたかも解るはずなかった



翌日

竜崎先生との用事も思ったより早く済んだ。
このまま帰るのもなんだし、少しブラつくか?そう思って俺は駅前通りまで足を運んだ。
何気なしに向かい側の歩道に目をやると、俺はを見つけた。
だが見つけた彼女はいつもは違っていて―
俯いて、とても寂しそうだった。
そして俺は漸く気付いた、彼女がとても寂しがっていた事に。


!」
黄色に点滅する信号を急いで渡り、彼女の元まで走る
「国光!なんで居るの?竜崎先生と…わっ」
無理に作る笑顔に胸が傷んだ。たまらなくなって俺は彼女を自分の胸に収めこむ



「すまなかった」
「…?何が」
「寂しい思いをさせてすまなかった」
「っ…なん…で?」その目からは大粒に涙が零れていた。
「もうお前にそんな寂しそうな顔はさせたくない!」
「く…にみつ…」
「今度からは一人で悩んだりしないでちゃんと俺に言ってくれ」
「うん」
「我侭くらい言ったて良んだからな」
「うん、ありがとう国光」

「今まで気付いてやれなくて本当にすまなかった」
「いいの。だって国光はいまちゃんと私の側に居てくれるから。寂しくないよ!」





  これからは決して見逃したりはしない。君のシグナルを――





>>>しぃな姉様の後書き<<<
短い!なんで部長だとこんなに短くなるの?
手塚への愛は溢れてるのに…なぜこんなに短いの?
次頑張ろ〜っと(あくまでも前向き)



>>>感想<<<
姉様の塚ドリ★★いいなぁー。こんな彼氏(笑)
短くても愛は伝わりましたよ、十分vvv
見逃さないでー!!フリーにしないでー!!(笑
なんかいいなぁ、塚ドリ。あんま読まないし新鮮でvvv


>>>モドル<<<
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