***another d@y comes***
覚えているか?
自分がどこからやってきて
そしてこれから何をするのかを


another d@y comes


「平和やな…」


ふと自分らしからぬ単語を発す


「こうやって何の心配もせずに外で寝転がって居られるんやから」
「分かんないよ、私刺すかもしれないよ〜?」

相手は膝の上で嘲笑いながら余裕綽々の返答をする


「刺せるなら刺してみ」


「…ムカつく」
かと言って逆だったらマジで刺されそうだしな…



「何?」

「テストどやった?」



その日は
期末テストが終わって、二日位経っていた


この時期は授業進まないやったぁ週間の反面、
返却されてくるテストにじわりじわりといたぶられるわけだ


「まぁまぁかな。得意科目は良いし、苦手なのはちょっと悪かったし」

「それ普通やろ」
「まぁ、そうとも言う。光は…いや聞かない、凹むから」

「言う気も無いし」

…だったら聞くなよ!


セットされた髪をいじりながらまったりとした時間が過ぎる


嫌がらないってことは別に触ってても良いってことだ な


思いっ切り上にまとめて立ててモヒやー!とかやったら
…怒られるな。それこそ刺される


「光、そろそろ部活行かないと」



…応答無し。



「zzz」




ね、寝てやがる!
ずるいぞ一人だけ!!



目にかかった斜めわけの前髪を上げてみる

眉とか綺麗に整えてんなぁ…
デコ出しても良いものは良いってことか…


あ、今ちょっと凹んだ


「こんなとこで寝たら風邪引くぞ★」


ピコンと軽くでこピンをしながら言ってみた


「うわ…めっちゃ寒っ」


それは気温に?それとも私に対して?


「だから風邪引くって」


「何や今近くで猫撫で声が…」

「やっぱり後者かよ!」


「あー…部活面倒や」
「行かなきゃ白石先輩に怒られるよ」
「はぁ…白石さんの無言の圧力みたいなん苦手やからな…」

胡座をかいて頭を抱えているその姿からも察すれるように
かなり嫌らしい



内心やぁい苦手な物あるんじゃーん、
とニヤニヤしていた矢先、思いっ切り抜いた草を投げられた


「何急に!?いたっ、目に入った…!」

「黙っとき」










「そんな拒まないよ」
…草を投げ入れる必要性は何処に?


「知っとる」
「え…じゃあどうして投げた!?」


光は即答した



「弱み握って喜んどる奴みたいな表情やったから」


ギク。




「図星か?」
「違う」


ピコン


でこピンを返された


「…っていうかピコン♪とかの領域じゃ無い!!
何か…脳が痛い!」



「ちゅーか、も急いだ方がえぇんとちゃうん?怒られんで」


携帯を見る






「……あぁーっ!もうこんな時間!!バカ!剣山頭!!」



「…忙しいなぁ」
剣山?






―アイツ…覚えとれよ






END




>>>コメ。<<<
…ショート!(何ですか急に)
PTPの曲聴きながら書いた物。
光聴いてそうだなぁ、PTP(アグレッシブ!)



>>>モドル<<<
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