***after day 〜幸せな日々〜***
何があっても離したりしない
一分一秒だって無駄にしたくない









「ねぇ…ゆ…侑士」

ぎこちなく愛しい君が俺の名前を呼ぶ。
やっと想いが通じ合ってから随分経つのに
は未だ名前で呼ぶのに慣れてないらしい。


俯いて、真っ赤な顔して、やっとの事で俺を呼ぶ。
それを見るのが最高に幸せなんやってvv



「な〜んや、?」


俯いて、真っ赤なの顔に自分の顔を近付けると、
赤い顔がもっと赤くなって、ホンマ可愛いな〜〜。




「あ…あの、ね、気になることがあって…」

「ん、なんや、気になることって?」

「その…眼鏡」

「あ?眼鏡がどしたん?」

「…眼鏡を外した顔が見てみたいな……と思って」






成る程な。さっきからずっとダンマリだったのはコレか。
つまりずーーーーっと俺のこと考えとった事やんな。
ヘヘッ、俺こんな幸せでいいんかいな??
ハァー幸せすぎて怖いわ〜〜(忍足やや壊れてます)






「なんや。そんなに眼鏡外した俺の顔見てみたいん?」

は、小さく頷いた。そのまま俺の顔をジッと見つめて。
ここまで素直にされると、なんや少しいじめてみたくなるな〜〜。



「ほんなら外してエエで」

俺の中でもとびきりの、にしか見せない笑顔を一つ。
そのままの目前に顔を寄せる。
と、同時にが状態を後へと反らす。




「どしたん。眼鏡外した俺の顔が見たいんとちゃうんか?」

笑顔はそのままで、眼鏡のブリッジをグッと押し上げた。
は俯いたまま視界を彷徨わせている、何か考えるように。


「なんや、外してくれへんのかいな?」

俺は少し拗ねた声を出してみる。

「……だって…は、恥ずかしい…」

消え入るような小さな声で、が言う。





「ほんなら、もうエエわ」


俺はふてくされた様にに背中を向けた。
これじゃまるでいじめっ子やな。
ホンマ、俺って成長しとらんな。
まぁ、好きな子ほどいじめたくなるというか…。



「ま…待って」


そのまま他の場所へ行こうとした俺の服の裾を、が引っ張った。
狙った通りや。
思わず口角が上がるのを止められない。


「どしたん?」

「怒らないで」

「別に怒ってなんか無いで」

「…でも…」

「ホイ!」


離れていた距離を縮めて、の前で屈んだ。
俺はそのまま眼鏡を指差す。


「??」

「眼鏡!!外さんの?にやったら見せたってもえぇのに」


俺にとっては特別って事を、アピールしとかんとな。



そっと小さな手が俺の眼鏡に触れた。
震える指先で、眼鏡を外す。
その行為さえ愛しくて抱きしめたくなる。
でも、ここはグッと我慢。


「どや、眼鏡なし忍足侑士は?」

「やっぱり格好良い」


そんなストレートに返されるとは思わんかったから、
俺とした事が、口ポカンと開けたまま呆けてしまったわ。


「気に入ったんなら、ずっとこのままでいよか?」

「ううん、掛けてる方がいい」

「なんで?」

「だって…格好よすぎて、まともに顔見れなくなりそうだから」


またや。
そんな可愛いこと言われたら離したくなくなるやんか。
まぁ、初めっから離す気なんかないんやけど。






>>>姉ちゃんヨリ<<<
『call』その後の二人。タイトルまんまやんか〜〜
ちなみに最初に考えてたタイトルは「小さなカケヒキ」(爆笑
まぁ、ある日常の一コマといった感じで。
やっぱりおっしーはいじめっ子(笑
おっしーの眼鏡って伊達なんだよね〜〜(20,5巻参照)



>>>感想<<<
オッシードリやっぱ好きだ(告)てか関西弁が素敵。(ムフフ・・・
めっちゃいじめられたいもん(ぇ)はい、何日か前に絵日記に描いてた
忍足はこのドリの一部です(爆)読んでて妄想しまくりだって(危険
この頃は姉ちゃんもまだウブでした(笑)今となっちゃ〜・・・(自主規制
とりあえず姉ちゃんがドリの道を再開したのでアップ頑張ります故・・・


>>>モドル<<<
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