***1日の始まりに***
一日の始まりに





いつもと変わらない、でもよく考えれば
特別な素晴らしいこと









そっと目を覚ました。時計を見ると昼を過ぎている。
慌てて起き上がって、ふとカレンダーを見る。
今日の日付が赤い。それはつまり『お休み』





冷蔵庫からペットボトルを取り出して、一口飲む。
何か食べるものでも、と思ってそのまま中を覗き込む。
が、冷蔵庫の中は空に近い状態。
小さく溜息を吐いて、服を着替える。財布を手にし
近くのコンビニまで食料の調達に。





必要なモノを買い揃えて家に着く。
寝室を覗き見れば、君はまだ気持ちよさそうに眠ってる。
なるべく音を立てないように、袋から買ってきた食材を取り出す。




一通りの準備が整うと、熱しておいたフライパンに、
油とバターを半々に落とす。
そうこうしていると、寝室から大きな欠伸が聞こえた。
まだ寝ぼけ眼のままで、君はペタペタと足音を立ててこっちへ来る。





「……ん〜おはよぅ…侑士」

まだちゃんと開ききらない目を、大きめなシャツの
腕の裾でゴシゴシ擦ってる。

「おはようさん。

「ん。なにしてるの?」

「ブランチ作っとんの。 も食べるやろ?」

起き立てのせいか、声を上手く出せない彼女は
首をコクンと倒した。







「ホイ」

「ありがとう」


テーブルに置いてやったミルクを、一気に
飲み干すと口の端を、白い指先で拭った。






「顔洗ってくる」

そう言うと彼女は、またペタペタ足音を立てて
洗面所へと消えていく。








フライパンに細かく切っておいた材料を次々に放り込む。
少し焦げ目がついた所で、溶き卵を上から落とす。
それを素早く混ぜていって。




「オムレツ?」

「そや。好きやろコレ」

「うん」








出来上がったオムレツをテーブルにセットしてるその後で、
彼女がコーヒーを淹れてくれる。


向かい合って座る。
二人同時に『いただいます』





「侑士の作るものはみんな美味しいね。良い奥さんになれるよ」

「俺が奥さんかいな?どうせなら主夫と言ってほしいな〜」

「そう?じゃあ良い主夫さんになれるよ」

「ほんなら。可愛い奥さんは で決まりやな〜〜」

「拒否権は無いんですか?」

「んなモンあるわけないやろ。なんや拒否したいんか?」

「いえ。全然!!」

「んじゃ決定!!」






>>>姉ちゃんヨリ<<<
『休日シリーズ』第二段は忍足さんで!!
忍足さんは料理が上手いんです!!(私の中では)
こんな素敵な旦那様が欲しいです〜〜(遠い目
しかし何気に求婚してましたね〜忍足さん!?

そしてBGMはELTの『幸せの風景』でした。



>>>感想<<<
やっとアップできた久々の休日ドリ!!(キャーvv
甘い…激アマだ〜(照)えぇ〜軽くプロポーズじゃないですか!!
おっしーは良い主夫ということで!!!(何)いいなぁ料理できる旦那(笑
家事一般バッチリこなせる旦那がいいー(専業主婦にはなれない/爆
ケドおっしーには医者になって欲しい…こんな医者に診てもらいたい(暴露



>>>モドル<<<
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